洞春寺(山口市)

洞春寺・基本情報

住所 〒753-0082 山口県山口市水の上町5−27 洞春寺
電話 083‐922‐1028
最寄り駅 県庁前バス停から徒歩10分
山号・寺号・本尊 正宗山・洞春寺・観世音菩薩
宗派 臨済宗

洞春寺・歴史

国清寺は応永11年(1404年)、大内盛見によって創建された。天下泰平、家門繁栄、武運長久など現世利益、さらに、亡き先祖たちの後生安穏の実現を祈願するためとされる。
香積寺の開祖・石屏子介の弟子、透関慶頴によって開山された。
毛利氏の時代となって、先に隆元、続いて元就の菩提寺となり、洞春寺と名前を変えた。

盛見は大内氏歴代の中でも、仏教への信仰心篤い当主の一人として知られる。十五世紀の始めには、氏寺・氷上山の落慶供養を盛大に執り行っている。
応永14(1407)、朝鮮との通交で氏寺・興隆寺のために大蔵経を求め、獲得・施入した。このほかにも、岩国永興寺、防府天満宮、そして国清寺のためにも大蔵経を獲得している。
なお、藩政時代、国清寺にあった大蔵経は、興隆寺のそれとともに、徳川政権に献上されてしまった。国清寺のものは、経蔵、輪蔵ごと近江三井寺(園城寺)に移され、現在は洞春寺墓地に八角輪蔵の支柱を支えていた礎石のみが残されている。

洞春寺・みどころ

残念ながら、元就公の墓所はここにはない。
当然、地元・広島にあるので、お参りの方はそちらへ。

山門


盛見時代の遺産は、山門のみを残して、火災により焼失。
江戸時代に修繕された部分もあるものの、創建当時の特色を今に伝えるものとしてたいへんに貴重な文化財。

鐘楼門


山口市指定重要文化財。
鐘楼門というのは、読んで字のごとく、鐘を置くための門である。
その名の通り、上部に鐘が設置されている。

観音堂


こちらは国指定の重要文化財。
ところで、この観音堂だが、元は大内持盛の菩提寺・観音寺のものであった。
大正年間にこちらに移築されたのである。
観音寺は、勝音寺、大通院と名を変えながら存続しており、観音堂は室町時代からのままであったが、老朽化が激しかった。
現在は、きちんと改築されて守られている。
洞春寺写真集