龍福寺(山口市)

龍福寺・基本情報

住所 山口市大殿大路119番地
電話 083-922-1009
山号・寺号  瑞雲山・龍福寺
宗派 曹洞宗
最寄り駅
資料館入館料 高校生以上200円、小・中学生150円
資料館開館時間 9:00~17:00(年中無休)

龍福寺・歴史

建永元年(1206)、大内満盛が白石に臨済宗の寺院を建立し、宝珠山瑞雲寺と号した。
延元元年(1336)、大内弘直は瑞雲寺を再建し、菩提寺とした。
享徳3年(1454)、大内教弘は雪心和尚を中興開山として、曹洞宗に改宗、寺号も瑞雲山龍福寺と改める。
その後、大内義隆の奏請により修築、勅願寺化。
天文20年(1551)、兵火によって焼失。

弘治3年(1557)4月、毛利隆元が義隆の菩提寺として、大内館の跡地に龍福寺を再興した。
隆元再建の寺院も火災により焼失。元大内氏の氏寺・興隆寺より建物を移築したものが、現在の龍福寺本堂である。

龍福寺・みどころ

大寧寺にある大内義隆主従の供養塔、氏寺・興隆寺梵鐘のミニチュアなどがあり、興隆寺からは本堂も移築されている。結果、大内家の歴史をコンパクトにまとめたような場所となった。
資料館も充実しているので、最初に訪れるべきところ。

本堂


龍福寺は火災によって焼失したため、毛利隆元氏当時の建物はほとんど残されていない。
現在の本堂は、興隆寺から移築されたもので、元は同寺の釈迦堂であった。
建物じたいは室町時代建立のものであり、重要文化財に指定されている。

大内主従供養塔


これも実物は長門湯本大寧寺にある。
興隆寺と違い、大寧寺まではかなり遠いので、ここですませてもいい。
ただし、大寧寺は周辺の風景も美しく、ぜひとも足を運んでほしい場所なので、できれば実物もみてもらいたいところ。
本家・大寧寺同様、義隆辞世の句碑もある。

しあわせの鐘


大内家の氏寺であった興隆寺の鐘を模したもの。
実物は義隆寄進の重要文化財。
市内に来ているのなら、興隆寺も遠くはないので、行って見ない手はないものの、先を急ぐ旅であれば、この鐘も含め、何ヵ所かスルーできなくはない。
「しあわせの鐘」というネーミングがおしゃれ。

資料館


資料館のような寺の、ホンモノの資料館。
入館料も高くはないので、忘れずに入ること。

大内義興公像


資料館付近にある。

宝現霊社

琳聖太子から大内義隆に至るまでの大内家当主を祀ったもので、龍福寺の鎮守。
元々の社殿は大内教弘が築山館に建てたものであったという。
江戸時代においても毛利家が祭祀を続け、明治時代には「多々良神社」と呼ばれていたこともあったという。
現在の社は江戸時代に建てられたもの(説明看板より抜粋)。
龍福寺写真集