八坂神社(山口市)

八坂神社・基本情報

住所 〒753-0035 山口市上竪小路100
電話 083-921-1566
問い合わせ 八坂神社社務所:山口市八幡馬場22・083-922-0083
最寄り駅 県庁前バス停から徒歩10分
御祭神 素盞鳴尊、稲田姫命、手名槌命、足名槌命

八坂神社・歴史

室町幕府に従った大内氏は在京守護として、京都に駐在したから、京にも館が建てられ「大内屋形」と呼ばれた。在京期間は当主によって異なり、教弘以降は在京をやめた。
大内屋形は他の守護たちの京屋形と比しても、たいへん豪勢なものだったが、火災によって焼失してしまった。在京守護としてではなく、応仁の乱で在陣した政弘、将軍・義種の復職を助け十年あまり京に滞在した義興ともに、下京に居所を構えた。消失した大内屋形も含め、歴代当主の在京拠点はすべて下京中心であった。
京都の祇園祭で神輿や山鉾はこの下京を通る。祇園社が勧請されたのはこのことと無縁ではないはずで、大内氏歴代当主たちにとって親しみ深いものであったろう祇園祭の鷺舞や鉾が山口にも伝播した。

応安2年(1369)、大内弘世が京都から勧請。
社殿は上竪小路に建立されたがさらに水の上に社がかえられた。
永正16年(1529)、大内義興が大神宮を高嶺山麓に建立したとき、その境内に移され、社殿も新築される。

元治元年(1864)、毛利氏が社殿をこの地に移した。

八坂神社・みどころ

鷺舞

八坂神社の祭礼は7月20日の夜から七日間にわたって催され、古来山口の祇園祭として有名。鷺舞は祇園祭のとき奉納される神事で、祭礼初日に神社の社頭、神幸の途中、御旅所で行われる。山口県指定無形文化財となっている。
鷺舞は弥栄神社(島根県津和野町)や京都の八坂神社など各地で行われているが、多くは近年再興されたもの。山口の鷺舞のみが途絶えることなく現在まで続けられているものとして貴重。
祇園社建立や神事について記された「高嶺両太神宮御鎮坐伝記」(永正17年)には、鷺舞についての記録がまったくないため、祇園社勧請時ではなく、高嶺移転後に始められたと考えられている。山口に導入したのは、義興だったかも知れない。

本殿


三間社流造りで屋根は檜皮葺。永正年間に建立された当時のままで、室町時代の特色を今に伝える。 13個蟇股があり、形の優美さ、珍しい図柄、花や果物、雲などの彫刻が注目されている。

鳥居

祇園稲荷