金輪神社鼎の松・北辰降臨伝説に彩られた先祖

下松市星降る伝説の元祖・金輪神社鼎の松

鼎の松の上で
七日七晩煌めく星が眩い光を放ったという大内家の先祖をお迎えした聖なる光
伝説によれば、この松の木の上に瞬く星は、
北辰=北極星の化身。
近く現れる高貴なお人を守護するためにやってきた妙見様だった。
そして、果せるかな、百済の王子・琳聖太子様が現れた。
彼こそが、大内家の先祖である。
「伝説」というのは、どれも皆、ロマンティックで美しい。
星に守られて異国から現れた先祖なんて、最高だ……。

七星降臨鼎之松碑


事件現場となった北辰降臨の地には、今もこうして、石碑がたっている。
下松駅からほど近い(徒歩3分)なので、知らない人はいないだろう。

鼎の松


そして、これがその「鼎の松」である。
元々は三本の松が並び立っており、鼎の足のようであったことがその名の由来だという。
残念なことに、現在の松は当時のものではなく、何代目かにあたるもの。
さしもの神がかりの松も、虫の害やら自然災害には勝てなかったのである。それでも、地元の方々が大切に受け継いでおられることを誇りに思う。

金輪公園


さて、じつは、金輪神社を含め、付近一帯は公園となっている。
文字通りの人々の憩いの広場なのだ。
散歩に来たついでに、そっと手を合わせる方。
両親に連れられてきた子らが、松の由来について教わる姿。
なんとも微笑ましい。
星降る伝説ってロマンティック。それだけで、もう価値がある。
信憑性を問うのは野暮

〒744-0012 山口県下松市北斗町11