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漢陽寺(周南市鹿野上)

2020年10月10日

漢陽寺・掲示板

山口県周南市鹿野上の漢陽寺とは?

大内弘世が鹿苑庵という庵を結んだのが起源とされます。応安七年(1374)、大内盛見によって建立されました。開祖は用堂明機禅師です。

重森三玲氏によって造園された七つの日本庭園が有名で、ここ一か所だけで、日本庭園のいろはを学び尽くすことができるほどです。

お詫び

この記事は未完成です。しばらくお待ちくださいませ。

漢陽寺・基本情報

住所 〒745-0302 周南市鹿野上 2872
山号・寺号 鹿苑山・漢陽寺
宗派 臨済宗南禅寺派
拝観時間 9:00〜16:00
拝観料 400円(中学生以下無料)
公式サイト http://kanyouji.or.jp/
※拝観時間、拝観料は 202003 当時のものです。最新情報は公式サイトでご確認くださるよう、お願い申し上げます。

漢陽寺・歴史

応安七年(1374)、大内盛見によって建立された。開祖は用堂明機禅師。
盛見の父・弘世が鹿苑庵という庵を建てたのが始まりという。
康暦二年(1380)、十刹に昇格している。

漢陽寺・みどころ

重森三玲氏の手になる日本庭園が七種類ある。
曲水の庭、地蔵遊化の庭、蓬莱山池庭、九山八海の庭、曹源一滴の庭、瀟湘八景の庭(非公開)、祖師西来の庭
時代や様式がそれぞれ異なるので、ここだけであれこれの庭を体験できる。
有料となるが、これだけ見ることができるなら惜しくない金額である。
ちなみに、特に何も言わないでいると、周南市に来たらここへ案内される。
そのくらい有名。

山門

漢陽寺・山門

鏡ヶ池

漢陽寺・鏡ヶ池

入るとすぐに奥ゆかしい池が。ただし、これらは重森氏作庭のものではないらしい。

法堂

漢陽寺・法堂

大書院・聴流殿

漢陽寺大書院・聴流殿

庭園と同じく重森氏の設計になる書院。名前の由来は「川が流れる音が聴こえる」から。

本堂

漢陽寺・本堂

ここは「入り口」で、左手のほうにチラ見えているのが本堂のほんの一部(だと思われる)。
無料だとここまでです。平成二年落成だが、創建当時の様子をきちんと復元したもの。

曹源一滴の庭

漢陽寺「曹源一滴の庭」

桃山時代様式。何を隠そう、ここだけは無料で拝める……。

漢陽寺(周南市鹿野上)の所在地・行き方について

所在地 & MAP 

所在地 〒745-0302 周南市鹿野上 2872
※Googlemap にあった住所です。

アクセス

公式アナウンスによれば、最寄り駅は徳山駅、鹿野バス停から徒歩約 10 分とあります。これは、徳山駅からバスに乗った場合の所要時間であって、地図を見ればわかる通り、周囲に駅など見えません。

バス停からと言われても、通りすがりの観光客が、見知らぬ街でバスに乗るのはちょっと気が引けます(気にならない方は大丈夫です)。周南市の史跡は、そもそも「車で 45 分」などと平然と書かれていることがあります。現地のガイドさんにご案内をお願いするのも細かく地区ごとに分かれており、史跡 A から史跡 B をおひとりのガイドさんにお任せできる保証はない上、ガイドさん自身のお車に乗る、観光客のレンタカーに乗っていただく、のようなことは NG(これは、場所にもよりけりですが、たいていの自治体はダメです)であるため、もはや呆然となるだけです。そのくらい周南市という市が広すぎるのです。

漢陽寺ほど著名な観光地ならご存じないタクシーの運転手さんもおられぬでしょうし、ココだけで周南市の観光が終わりになる方もおられないと思われるので、貸し切りタクシー推奨です。地元の地理に明るい運転手さんに出逢えることを祈りましょう(漢陽寺以外のマイナーな場所も行くでしょうから)。

参考文献:

漢陽寺(周南市鹿野上)について:まとめ & 感想

漢陽寺(周南市鹿野上)・まとめ

※執筆中

跡地を楽しむための場所に、美しい日本庭園の教科書ができている、そんな感じです。『山口県寺院沿革史』のこの寺院さまの項目が膨大であったため、読解が頓挫しております。簡単に予習だけしておくと、そもそもは弘世時代から続く由緒ある信仰の場です。そこに息子である盛見が大寺院を建立した、そんな感じです。そして、頭が割れそうな禅宗の僧侶たちと交流したあれこれ、ゆかりの僧侶についてのあれこれと難解な漢字だらけの世界が展開します。

周南市にありながら、陶の城に分類されていないのは、どう考えても弘世・盛見父子(間に義弘が挟まるが、あまり関係なさげ)ゆかりの寺院であること、市町村合併で巨大化した周南市において、どこからどこまでが陶の城の範囲なのか、イマイチわからないこと、などによります。

残念ながら、何一つ残っておりません(多分)。見どころは、現代の芸術家ともいうべき重森さんの日本庭園であり、本堂も平成時代の再建物。書院までも重森さんの手になるものです。室町時代の史跡を見ているというよりは、現代の偉大な庭園作家の作品を見ている感覚です。

しかも、ココがかなり重要ですが、拝観料がかかります。こういうことを書くと皆さんお笑いになるのですが、お金を払ってまでも日本庭園を鑑賞したいか、それほどの審美眼があるか、ということが重要なのです。七つある庭園のうち、なぜか一つだけはタダで見れますので、それを見て判断しても遅くないし、そもそも、日本庭園に関心がないか、見てもわからない人には、解説してくださる先生が必要で、そのためには郷土史の先生などのお力を借りる必要があります。周南市にはコネがないですし、お金もありませんので、正直来るべきところを間違えました。

ただし、弘世さんと盛見さんのゆかりの地を巡る方にとっては「聖地」みたいなものですから、お金を払うのも苦にはならないでしょう。たとえそれが、再建物であったとしても、本堂を見ないことにはおさまらないでしょうから。本堂を見るには拝観料が必要なのです。むろん、わずかな金額で、五つの素晴らしい庭園が鑑賞できるのですから、大特価です。けど、庭みてもわかりませんし、せめて室町時代云々のならば入るけど……なのでやめました。だから、本堂の写真がないのですよ。

こんな方におすすめ

  • 大内氏と禅宗との交流に関心がある方
  • 日本庭園を鑑賞するのが好きな方

オススメ度


(オススメ度の基準についてはコチラをご覧くださいませ)

五郎涙イメージ画像
五郎

俺たち、どっちの「おすすめ」にもあてはまらないね。今回ばかりはお金云々でなく、引き返したミルが正解。

畠山義豊イメージ画像
次郎

いやぁ、ネタのためなら、入るべきだったんじゃね? ま、有料の庭園は写真撮影も禁止だろうし(知んないけど)、HP 見りゃ写真はあるだろ? 俺、見てもさっぱりだけど。それよか、「おすすめ」にあてはまるかどうかより、やっぱ金の問題じゃない?

ミル不機嫌イメージ画像
ミル

ああああ、あの池はただの池だったけど、タダで見れる庭園の写真、ちゃんと撮れてた。

五郎涙イメージ画像
五郎

俺が雅に育たなかったのって、こういう世話係のせいかも。

於児丸笑顔イメージ画像
於児丸

新介さま、僕たち無料です。早く入りましょう!

新介笑顔イメージ画像
新介

イマドキの庭園の傑作がこんなにたくさんみれるなんて、すごいことだね。

畠山義豊イメージ画像
次郎

おや? 中学生以下はタダじゃん。俺と妙な妖怪(←妖精という概念がない)は無理だけど、お前、あいつらと一緒にタダで入れたはずだぜ?

五郎涙イメージ画像
五郎

いいよ、どうせ見てもわからないから。

畠山義豊イメージ画像
次郎

だな。

瑠璃光寺五重塔記念撮影
五郎とミルの防芸旅日記

大内氏を紹介するサイト「周防山口館」で一番の人気キャラ(本人談)五郎とその世話係・ミルが、山口市内と広島県の大内氏ゆかりの場所を回った旅日記集大成。要するに、それぞれの関連記事へのリンク集、つまりは目次ページです。

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ミル@周防山口館

大内氏を愛してやまないミルが、ゆかりの地と当主さまたちの魅力をお届けします

【取得資格】
全国通訳案内士、旅行業務取扱管理者
ともに観光庁が認定する国家試験で以下を証明
1.日本の文化、歴史について外国からのお客さまにご案内できる基礎知識と語学力
2.旅行業を営むのに必要な法律、約款、観光地理の知識や実務能力

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