日本史覚書

旧国名現在都府県対照表 

2021年6月12日

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旧国名現在都府県対照表

ミル

律令国家が定めた「五畿七道」。いわゆる旧国名がだいたい現在のどこら辺にあたるかのご案内です。教科書、参考書、古語辞典などに必ず地図が載っているので、それらをご参照くださいませ。

畿内(五畿)

山城(京都・兵庫)、大和(奈良)、河内(大阪)、和泉(大阪)、摂津(大阪・兵庫)
※山城は最初「山背」、大和は「大倭」

北陸道

越後(新潟)、佐渡(新潟)、越中(富山)、能登(石川)、加賀(石川)、越前(福井)、若狭(福井)

東山道

陸奥(青森・岩手)、羽前(山形)、羽後(秋田・山形)、陸中(岩手・秋田)、陸前(宮城・岩手)、磐城(福島・宮城)、岩代(福島)、下野(栃木)、上野(群馬)、信濃(長野)、飛騨(岐阜)、美濃(岐阜)、近江(滋賀)
※羽前、羽後は最初一つで、出羽国。陸中、陸前、磐城、岩代は陸奥国に含まれていた。

東海道

常陸(茨城)、下総(千葉・茨城)、上総(千葉)、安房(千葉)、武蔵(東京・神奈川・埼玉)、相模(神奈川)、甲斐(山梨)、駿河(静岡)、伊豆(静岡)、遠江(静岡)、三河(愛知)、尾張(愛知)、伊勢(三重)、伊賀(三重)、志摩(三重)

南海道

紀伊(和歌山・三重)、淡路(兵庫)、阿波(徳島)、讃岐(香川)、伊予(愛媛)、土佐(高知)

山陰道

丹波(京都・兵庫)、丹後(京都)、但馬(京都)、因幡(鳥取)、伯耆(鳥取)、出雲(島根)、岩見(島根)、隠岐(島根)

山陽道

播磨(兵庫)、美作(岡山)、備前(岡山)、備中(岡山)、備後(広島)、安芸(広島)、周防(山口)、長門(山口)

西海道

筑前(福岡)、筑後(福岡)、豊前(福岡・大分)、豊後(大分)、肥前(佐賀・長崎)、肥後(熊本)、日向(宮崎)、薩摩(鹿児島)、大隅(鹿児島)、壱岐(長崎)、対馬(長崎)

於児丸

注意すべきなのは、旧国名がすべて、そのまま現在の都府県にそっくり受け継がれてるわけではないということ。一つの旧国名がいくつかの県にまたがっていたり、逆に、一つの県が複数の旧国名を引き継いだりしているよ。

大内氏守護領国分布図・超簡易版

ト・ホンホ

ただの国名対照表で終わってしまってはつまらないので、特別におまけをつけておく。我らが庭園にかかわる旧国名だけだが、視覚的に確認できるぞ。

西国勢力範囲・中国

まずは先祖代々の根本領国・周防長門のくにだ。
我らのような力ある家が押さえているのだから、こここそが中国地方の中心である。

西国勢力範囲・九州

九州は古来より、アジアに向けて開かれた土地。
その重要な先進地域も我々の支配下にある。
ま、九州と中国、関門海峡を挟んで地理的にもきわめて近しい関係にあるな。

新介

すごい、朱塗りのところが我らの勢力範囲だ!

ト・ホンホ

幼き日の覇者よ、むろん、これだけではないぞ

畿内分国図

畿内は将軍家のお膝元。朝廷の所在地もここだ。
このような重要地域ゆえ、将軍家一門や譜代重臣の連中がひしめいておるな。
しかし、一門でないとはいえ、幕府内での我らの存在も無視できないもの。
期間限定ではあったが、これら最重要地域を任されたこともあったのだ。

於児丸

……

ト・ホンホ

安心するがよい。そなたの分もある。

圏外……

われらの勢力圏内に入ったことがない地域だが……。
大切な友人・於児丸に関連深い彼の領国を含むため、特別に載せるぞ。

於児丸

そうではなく……紀伊、河内、越中にも色つけてください……圏外じゃないし……

大内氏守護分国

勢力範囲最大時 ⇒ 周防、長門、豊前、筑前、安芸、石見、山城七ヶ国
※一時期、和泉、紀伊の守護だったこともあった

七国太守・管領代

旧国名現在都府県対照表についての参考文献:小西甚一先生の「基本古語辞典」大修館書店 2011年「旧国名地図」より作成。ただ西海道に入っていた琉球(沖縄)は庭園時代には独立国家であったことから外しました。

地図の作成について:
「Frame illust」様(https://frame-illust.com/)のフリー地図画像より作成
使用ソフト:「地図くりえーたー4」ライラックシステム

※この記事は 20220901「ト・ホンホ分国通信『大内氏守護領国分布図・超簡易版』」を加筆&リライトして、新たに日本史覚書カテゴリに移したものです。

 

ト・ホンホ 分国通信

大内氏と周防国について語っている未分類記事をまとめて置いてあるところです。人物解説などからはみ出して、まだ新たな CATEGORY 分類をしていないものです。

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