関連史跡案内

広島県東広島市にある大内氏の安芸国東西条支配の拠点だった重要な城跡。現在は鏡山公園となっているが、城跡はきちんと保存され

桜尾城は藤原姓厳島神主家の居城。厳島神領争奪戦、神主家家督相続争いに大内氏が介入したことから、同氏との戦闘、厳島合戦など

永正十七年（1520）、朝廷公認のもと、大内義興が伊勢神宮を勧請した「高嶺大神宮」。現在は山口大神宮と呼ばれている。内宮、外

法泉寺は大内氏二十九代・政弘公菩提寺だった寺院。現在、寺院は廃頽し、「跡地」が残るのみ。かつての山門付近にあったとされる

義興菩提寺跡地で、伝義興墓、夫人と開山の墓と思われる古墓、発掘調査によって復元された惣門跡などを見ることができる。調査は

大内義興が厳島に建てた仮の館であったと考えられている。歴史史料にはたびたび登場するものの、現在に伝わる遺構は何一つなく、

吉敷毛利家菩提寺。毛利家墓所のほか、毘沙門堂内に大内義興念持仏とされる毘沙門天立像と位牌が伝わる。毛利家家老・福原弘俊の

右田毛利家墓所、防府市天然記念物の天徳寺のイチョウ、源頼朝の五輪塔などがある。右田ヶ岳登山道コース入り口の一つにもなって

もともとは大内氏重臣・内藤興盛の菩提寺だった寺院があった場所。その後、毛利輝元夫人（側室）の菩提寺となったが、明治時代に

毛利家臣が、荒れ果てた寺院を再興して父君の菩提寺としたのが始まり。昭和時代に火災に遭い、堂宇はすべて焼失してしまったが、