陶さま日記

陶のくに全年表

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五郎

『日記』や『人物解説』などの本文中で言及した年号を、全部まとめて載せているよ。出来事の時間的流れを確認するのに使ってね。※典拠は、巻末にあります。

長禄元年

一族の右田弘篤が亡くなり、大内教弘の命により、弘房がその跡を継ぐ。

寛正六年

八月廿六日、陶弘正戦死。
十一月朔日 大内政弘、陶氏からの(右田)弘房家督相続請願を許可。弘房陶氏を継ぎ、右田氏家督は弘房二男三郎(弘詮)に。

応仁元年

大内政弘、応仁・文明の乱に参戦。弘房も従軍。
八月廿二日、鶴寿丸(弘護)龍文寺器之に受衣し、法名を孝勲、号を建忠と授 かる。

応仁二年

十一月廿四日、弘房、相国寺の戦いにて戦死。

文明元年

鶴寿丸(弘護)元服。

文明二年

十二月廿二日、弘護、玖珂郡鞍掛山で大内道頓の軍を敗る。
十二月廿八日、弘護、江良城で道頓の残党を攻め、国内を靖んず。

文明三年

正月、大内道頓、再び挙兵。弘護、道頓を撃破。

文明七年

冬、吉見信頼、阿武郡得佐城を攻める。弘護、信頼を敗りその所領・吉賀長野の地を割き取る。

文明九年

政弘帰国。

文明十年

弘護、筑前守護代となる。
七月、政弘、豊筑を撃つ。弘護、前駆となって少弐と戦う。
七月廿九日、弘護、弘詮、少弐の残党を撃破。
九月廿五日、大宰府で勝利し、豊筑が平定される。

文明十一年

弘護、筥崎宮の洪鐘を鋳て功を勒し、筑前守護代を辞職して帰国。
冬、弘詮、兄に代り筑前守護代となる。

文明十三年

弘護、伊勢神宮に参詣。

文明十四年

五月廿八日、弘護、政弘が設けた宴の席で吉見信頼に謀殺される。

明応七年

十一月七日、右田弘量、豊後国玖珠郡青内山で戦死。

永正十四年

七月十八日、隆康、弘詮の遺領を受けつぐ。

天文二年

二月、隆康、従弟・陶興房の軍に赴く。
三月三日、隆康、肥前国三根郡千栗村で戦い、手柄をたてる。

天文二十年

八月廿八日、大内義隆、大寧寺の政変により、法泉寺に逃れる。隆康、これに従う。
八月二十九日夜、隆康、法泉寺に残って抗戦。

天文廿一年

六月、大内義長、備後国境の事を毛利氏に依頼。江良房栄を安芸諸城に派遣。

天文廿三年

晴賢、玖珂郡岩国へ。江良房栄、神領兵の監軍となる。
五月、宮川甲斐守、高津大炊助、山代十三郷の監軍となって毛利氏に備える。
六月五日、宮川甲斐守、安芸で毛利兵と戦い、戦死。

弘治元年

三月十五日、江良房栄、警固船五十隻を率いて佐東入り。厳島を襲撃できず、岩国に帰る。
十六日、江良房栄、弘中隆兼の陣営・琥珀院で誅殺。
十月七日、杉重輔兄弟が若山城を攻撃。
長房は城を棄て、龍文寺に逃れて自殺した。

弘治二年

三月二日、内藤隆世は長房の仇を討つため、杉重輔を攻撃する。
三月四日、隆世、杉重輔らを殺害。
毛利氏、都濃郡須々万・沼城を攻撃。
四月(四日より前)、陶鶴千代、毛利方にて、城将・江良主水正を斬る。
二十日、毛利軍の攻撃を撃退。伊香賀左衛門大夫、鴈田で戦死。
二十一日、毛利軍撤退。追撃した勝屋右馬允は、白砂川で戦死。
七月十日、毛利軍、沼城を攻撃。
九月廿二日、沼城の須子下総守、三輪兵部丞等二十余人及び城兵十三人が戦死。

弘治三年

毛利氏の兵が都濃郡に進入し、若山城等が陥落。
三月二日、沼城陥落。山崎父子、自殺。江良弾正忠、宮川伊豆守が毛利氏に降る。
四日、毛利氏、江良、宮川を仮の城督とする。
三月八日、毛利氏、都濃郡富田の若山に陣を移す。
右田隆量は毛利氏に味方して、氷上の砦を落とす。
内藤隆世は義長を奉じて且山城に逃れる。毛利兵が来て、城を囲む。
三月廿八日、且山城外墩陥落。
三月廿九日、毛利方から使者が来る。
四月三日、内藤隆世、自殺する。

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本文が増えて行くにつれて、こちらも充実していく仕様です。
現時点での参考文献は近藤清石先生の『大内氏実録』だけです。

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元ドメイン公開日:2022年3月20日 2:10 PM

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ミル@周防山口館

廿日市と東広島が大好きなミルが、広島県の魅力をお届けします

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全国通訳案内士、旅行業務取扱管理者
ともに観光庁が認定する国家試験で以下を証明
1.日本の文化、歴史について外国からのお客さまにご案内できる基礎知識と語学力
2.旅行業を営むのに必要な法律、約款、観光地理の知識や実務能力
【宮島渡海歴三十回越え】
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