亀童丸の母は京でも評判の美女・今小路

義興の生母。応仁の乱で在京していた政弘が、親交のあった畠山義就の紹介で知り合った。能登畠山家の養女として政弘に嫁ぎ、義興を産む。当時の京で評判の美女だった。互いに再婚同士であったが、美男美女のカップルとして周囲に祝福され、政弘も彼女を溺愛した。

完璧すぎる夫・政弘の教養溢れた若武者ぶりに一目で虜になってしまったのだが、想像に違わず、風流人の夫は、年老いて後は若い女たちに手を出したりと悪ふざけが絶えなかった。

そんな父親から生真面目居士の息子が生まれたのは、やはり母親である彼女ににたのであろう。良妻賢母の鑑のような女性。

息子の義興はもちろん、幼くして父をうしなった陶武護らにも聖母のような慈しみを注いだ。

(性格付けには、一部当サイト内でのキャラ設定、フィクション要素を含みます)


藤井先生のご本により制作。参考文献については後程添付します。
暫くお待ちください。

今小路23歳、政弘32歳の時の婚姻と言う。
この今小路という人は、賀茂神社の出身。賀茂神社鳥大路氏の父、同じく賀茂神社竹内氏の母から生まれている。
この母親という人は、摂関家・一条氏の女房だったとされる。
また、応仁の乱で政弘と親しかった畠山義就の一門・能登畠山家の義統は従兄妹にあたる。よって、政弘との婚儀にあたっては、今小路はいったん、能登畠山家の養女となっている。

さて、藤井先生のご本によれば、今小路は「再婚」であり、元の夫は賀茂鳥大路氏の男性であったようだ。離縁したのか死別したのかは不明であるが、政弘が初婚の相手ではなかったことは確か。

ううん? 僕には従兄弟がいるってことじゃないか。会ってみたいなぁ……。

義興とこの鳥大路氏との間に行き来があったかは不明だが、血縁上はそうなる。
また、母方の祖母にあたる鳥大路竹内氏の関連で、摂関家・一条氏は彼の母方の祖父、ということにもなるのだ。