管領家の庭園日誌– category –
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第五集・管領家将軍家の家督争い、決戦船岡山
政元、澄之の死後。大内家に守られた足利義材が上洛。傀儡将軍という身分からやっと脱出できるはずだった義澄と政元の後釜に納まっていた養子・澄元は慌てふためいて京都を脱出。ちゃっかり京兆家家督におさまった高国の狡賢さ。両勢力は船岡山で激突する。 -
第四集・政元暗殺と細川家争乱の始まり
変人として有名な細川政元。怪しげな修行に凝り、妻も娶らず子もいなかった。将軍の執事という身分で摂関家の若君を養子に迎える。一門からのクレームで細川一門からも養子を迎えたことで家督争いが。自ら招いたこととはいえ、争いに巻き込まれて横死する。 -
第三集・尚順の仇討ちと流れ公方西国落ち
尚順の戦いと流れ公方の周防落ち 父・政長が亡くなった時、尚順は十幾つの子どもだったことになっている。しかし、史実ではとっくに成人していた。幼い跡継を逃がし立派... -
第二集・「流れ公方」誕生と明応の政変
鈎の陣で亡くなった義尚将軍には跡継の子がなかった。義政は弟・義視の子、義材を次期将軍と決める。妻・富子にとっても妹の子。これ以上ない人選だった。しかし、これを面白く思わない人物がいた。細川政元である。詭計をめぐらせ、将軍の首を挿げ替える。 -
第一集・短命に終わった緑髪将軍
『公方両将記』は畠山家、細川両家と、将軍家の応仁の乱から続く揉め事を記したもの。ここでは於児丸が独自の脚色で21世紀版を作る。題して「管領家の庭」(タイトルも違うし、別のはなしだと思ってください)。其の壱は、足利義尚の判始めから逝去までの話。
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