若山城跡

栄華を誇った陶一門の居城跡

陶氏の居城。城跡には当時の遺構が残されている。
かつての栄華を偲ぶべくはないが、専門家の目からは、その名残がかなりはっきりと分かるらしい。
といっても、「城跡の見方」、が分からないとただの森。

地元の方々からとても大切にされているところ。
素人にはただの山にしか見えないとしても、愛さえあれば、何でも見える。

陶の道

 

登山道入り口。

城跡までの道は「陶の道」と呼ばれ、ハイキングコースにも組み込まれている。
陶の道について詳細は、発展させる会の方々にお尋ねするのが良いだろう。
以下は、山口県観光協会様HPからの引用。

陶の道・若山城登城の道
中世大内氏の重臣であった陶氏歴代の城である若山城周辺を巡るコースで「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選ばれています。 ※福川駅から出発です。
距離:10km
所要時間:3時間
所在地〒746-0038 山口県周南市福川 陶の道を発展させる会
TEL: 0834-63-1983

登山口にはご覧の通り、多数の石碑や看板類が。
いずれも、陶晴賢公云々とあり、一部の城主は無視されている感が……。

Name
ん?

しかし、人物というよりは、城じだいが皆の宝物。勿論、記すまでもなく、地元民ならその由来は熟知している。
一つ一つの看板や石碑がすべて、陶様愛に溢れていて感動する。


お地蔵さんがあった。皆が無事に登山できますように、との願いが込められている。大して危険な道ではないと思うが、無理は禁物だ。

「なごみ地蔵」


このような棒状の看板が山頂にもたくさんあった。「子ども百人一首」だそう。
[

Name
百首全部に看板あるのかな?

頂上


車で行くと、山頂まではあっという間。
ショートカットな人生もいいが、ここは歩くべきであった。
徒歩で行く場合、入り口から頂上までは、30分ほどかかるようだ。

山頂石碑

頂上まで行くと撮影できる、あまりにも有名な石碑。

なんと山頂には神社が。

Name
来る途中に鳥居があったんだ。

展望

山頂からの眺めは絶景で、この地に城が建てられた理由もよく分かるはず。
頂上には、展望図もあるので、どこの景色が見えているのかも確認できる。
これを機会に歴史を学んでみるのも悪くない。
あまりに記述があっさりしている?
感傷にふけっていると、もはや言葉もないからだ。
見えるのは当然、イマドキの下界だが、五百年前に思いをはせるのもよいだろう。

城跡巡りは当然ながら、城跡石碑を写真に撮っただけで終わりではない。
城そのものは残っていなくても、自然の要害として、山が残っているのだから、きちんと勉強してから訪ねれば、昔の城の姿を偲ぶことは十分に可能。
実際、ここも、元の郭の跡などが分かる。
県指定の文化財となっており、周南市観光課様に紹介文がある。説明はもうこれで、必要十分。

県指定文化財(史跡)
指定年月日:昭和62年3月27日
所在地:周南市夜市・福川
若山城は、中世大内氏の重臣であった陶氏歴代の城で、夜市と福川にまたがる標高217メートルの若山に位置しています。南に山陽道と瀬戸内海を臨み、西は防府から山口へと続き、北と東は嶽山、四熊岳の急峻を控え陶氏の本拠地である武井へと続く交通の要所です。築城は、陶氏二代の弘政とも、武名の高かった弘護によるともいわれ、はっきりとしていません。 東から西の尾根づたいに、三の丸と二の丸(現、駐車場)、本丸(山頂)、西の丸、蔵屋敷と、約450メートルにわたって続く連郭式城郭で、典型的な中世山城の形態をしています。また空濠・階段状平坦面などの構造がよく残され、防御に威力を発揮したと思われます。

Name
「陶の城」はまさにここ。何もなくてもすべてある

 

リニューアル前公開日: 2020年4月19日 12:43