北条氏常盤亭跡 ~鶴ちゃん相模国へ・其の弐~

相模国を旅する鶴ちゃん。江ノ島から鎌倉へと向かった。

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「史跡の見方」みたいなマニュアルないの?
俺にはここが、ただの草っ原にしか見えないんだけど……。

アイキャッチを見てくれれば分る通り、ここは「国指定史跡」である。
これまで駆け足で、ちょっとだけ防長の関連史跡を説明させたけど、中身がペラペラなので、リライト必須。
で、鶴ちゃんは、今回他国を旅するにあたり、自ら執筆に挑戦してみた。
その結果が上の「吹き出し」。

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だって、マジ何もないじゃないか……。

こんな原っぱ↓

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見えないところに何かある。それを見抜く力が必要。
どうやって、その「力」をつけるか。
それは「学習」によってである。
以上。
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な、何なんだ? 今のは……(呆然)

案内看板によれば、この敷地はかなり広大なので、中に入って隅々見たならば、何たら跡のようなものがわかるのか?
ただ……立ち入り禁止かどうか不明ながら、看板の手前には柵があり、またぎ超すことは憚られた。

そもそも入っても何も分らないかと。

このようにして、史跡指定してもらえると、自治体が責任を持って保存してくるので、勝手に変な建物が建てられたりする危険はなくなるんだろうね。

でも、どこかで童たちが話していたけど、歴史は上書きされていくから、イマドキの道路の下に、五百年前の道が必ず埋もれている。
もちろん、昔は山だったところを崩して住宅地にしたり、海を埋め立てたりということもしているから、今ある道路が、五百年前も道だったかなんて分らんけど。

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ここは誰も発掘調査していないのかな? ふーーん。看板によると大分前に発掘調査をしたようだね。「国指定文化財等データベース」によれば、様々なものが出土したらしい。「今後の調査に寄せる期待は大きい」とのことなので、今も調査は続いているわけだ。でも、鶴ちゃんが見た時には閑散としていた……。
凌雲寺のように現在進行中でせっせと調査してくれてもらえてる「跡地」は幸せだな。
陶氏館跡は今は公園になっていたけど、立派な石碑もあったし、説明看板もたくさんあったよね。

そう言えば……。正護寺のほうは、ここと似てるかな(館跡)。

さて、今回学んだことなんだけど、「文部科学省ウェブサイト」はかなり自由自在に活用していいみたい。
もちろん、出典を明記しておかないとダメだよ。
というわけで、今後はここでもこれらの公式データベースを有効活用しよう。
確か、指定史跡の類いは山とあったしね。

てことで、この常磐亭跡については、丸投げ。

 鎌倉の七切通りの一つである大仏切通(史跡)の北方台地を西北方に廻り切った一帯は「常盤」とよばれ、鎌倉時代に北条氏一族中の有力者が所領とし、その邸宅を構えていた地であることは疑いない。
現在の特定場所を明示することは文献的に不可能であるが、他の切通にも北条氏の有力な一族の邸宅を配した事実とも考えあわせると、この鎌倉防衛上の要地である常盤の地に政村、時村や時茂、時範、範貞等のいわゆる常盤一族の邸宅が営まれたことは確実なのである。
北条氏常盤亭跡は、もとより解明すべき課題は山積するが、従来一例も明らかにされていない北条氏邸宅の実態を知るために貴重な遺跡であるばかりでなく、ひいては鎌倉時代中期の政治史や文化史を考える上で欠くことのできない重要な遺跡である。
出典:文部科学省(https://www.mext.go.jp/)「文化庁:国指定文化財等データベース」より一部抜粋

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ちょっと待った!!
引用文が本文よりずっと長くてメインと化している。
これはダメだよ。
君自身が言ったように、かなり自由自在に活用できるのだから、まるっと引用しないで、部分的にするか、もしくはこのままならば、君自身の言葉による文章がメインとなるように、大量に文字を書きなさい。
なお、いくら自由自在と言っても、好き勝手にいじくり回したものを、あたかも文部科学省云々より、ってしてはダメです。
つまり、デタラメな情報を書き加える、勝手に私見を混ぜる、のような改編をしてしまい、それが役所の公式アナウンスであるかのように装ってはいけません。
許されているのは要約するとか、そういうことだけだよ。
さらに、そのような改編をした場合、その旨を明記する必要があります。
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あああ、もういいよ。面倒くさい……。
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文字数増やしてやってるってのに。人の気もわからぬやつ……。
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このようなやりとりの後、それなりにまともに引用しました。
我らの防長風土記では、もっと活用方法を考えましょう。
というよりも……。ここの看板が不親切過ぎるんだよ……。我々の地元看板類の充実ぶり。元の運営者たちは、看板写真ベタ貼りで、説明は看板に詳しい、で終わりだったもんな。詳しすぎて、写真の文字が小さくなる嫌いはあったが。
首都圏近郊の観光地というのはこんなもんなのかね?
(ここだけが例外なのかもしれないけどね)
ただし、考えようによっては、この看板こそベストとも言えるかも。これ以上ないくらい、簡潔明瞭だもん。
許せよ、相模国イマドキの民諸君。我々は通りすがりだ。

どこにやぐらだの法華堂があるのか、マジ分んない( 。-_-。)
ところが、上の説明文にあるような穴蔵みたいな写真は、文化庁のサイトにはきちんと載ってるの。
画像については引用できない(第三者が提供しているケースがあるため)ので、気になる人は自分で検索して見てね。