本を読むということ

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昔歴史書と歴史小説というタイトルで文章を書いことがある。
リニューアルにあたって、その過去記事を探すことはできなかった。

確か、「歴史小説」を読んでも歴史を学んだことにはなりません。

というような主題であった気がする。

一昔前は、そのような考え方が主流であって、歴史学を志した理由が

大河ドラマを見て面白いと思ったから
司馬遼太郎さんの小説が好きなので

のような理由であると、眉を顰める教授たちが殆どだった。

でも、時代が変わり、

司馬遼太郎から学ぶ歴史

のようなタイトルの本が出ていたり、

図解○○、イラストで覚える云々のような本が巷には溢れる。

もはやこうなってしまうと、苔生した古文書にあたりつつ、フィールドワークを積み重ねている先生方はむしろ投げやりに

入り口はなんでもいいよ。少しでも歴史に興味をもってくれるならば……

というほかない。

あの於児丸でさえ、「馬鹿でも分かる」なんて、流行モノを真似して品のないタイトルをつけたくらいだからねぇ。

ただ、図解でスッキリ、とか馬鹿でも分かるではアウトラインしか分からない。
結局最後は一般向け研究書⇒書き下し文資料⇒古文書に挑戦!!
ていうのが、理想。
ま、よほどのマニアでない限りはそこまで必要ないよ。

僕は古本のまとめ買いが好き。それと同じくらいのペースで、電子書籍や紙媒体の本のまとめ買いもする。
同じく図解でスッキリに頼らないと理解不能なほど、複雑摩訶不思議な世界もある。
最近は、古事記や日本書紀から始めないとダメだろう、と思ってるので、ますますそれらに頼らないと(^_^;)

ただ、そこそこ、読書している領域だと、それらの図表でスッキリとか、馬鹿でも分かるを見るとげんなりする。よくレビューで目茶苦茶叩かれているケースはそれだろう。
でもこれらは、僕が古代の神様についてさっぱりなのと同じく、詳しくない、苦手な方向けに編集されたもの。だから、あれについて書いてないとは……とか、表現が簡潔すぎて、何の役にも立たない。とか批判しては駄目です。
げんに、そのような本のレビューはだいたい二分されてて、褒めちぎり派と叩きのめす派がごちゃまぜ。文字通りの初心者は、「知識のない私でも理解できました」と大喜びなのに、何かの間違いで、自称(?)アマ歴史家みたいなやたら詳しい人が買ってしまうと、何だこれは、あれもこれも書いてなくて、上っ面だけだ、となる。

このような「事故」は、実際に書店で手に取ってみれば、おきないことだと思うんだよね。「買わなければ良い」だけなので。
ただ、何でも通販の世の中、タイトルだけで買ってしまうと、このような残念なことになる。

最近の僕は結構立ち読みをする。
例えば、「戦国武将○○○人」なんて本だと、必要なのはここの住人の分だけ。立ち読みでじゅうぶんなくらいしか記述がないんだよね。しかも、一般向け啓蒙書だと、このサイトなんかとは比べ物にならないほど優れているけど、僕の蔵書の大内家専門人名辞典みたいな本には敵いっこないからね。

でも、たま~に、買ってしまうことがある。
それは、「画像」が載っているケース。運がいいと、通販でもサンプルでお目当ての画像が見えてしまい、なんだこの程度か。で終り。だけど、サンプルには載ってないけど、本を買えば載っている……ってケース(; ・`д・´)
どんな風に描かれているのか、気になるよね?
で、つい買ってしまった……ありえない「非」イケメンぶりだった。
むろん、それをもって、「この本は~」なんてレビューはしませんよ。

さて、本題は別。
今回また古本を大量にget。
悲しいことに、五郎様の史料って「ない」んだよね。
だから、大量に史料がそろっている毛利家のものから拾うことになる。
今回は、そのものズバリの『毛利元就卿伝』と築山館の発掘資料、また、山口観光(昭和か明治かそのくらいの時代の人々が書いているはず)などの本を少々と、大内義弘さんの小説を買ったよ。

小説もね、古本屋さんでないと手に入らないような時代のものは優れている。
現代の電子書籍だと、そのまま紙媒体の研究書を電子化したもので、優れた物があるのも事実だけど、漫画みたいなラノベ調の小説がそのまま電子書籍に化けているケースがあるから注意しないと。
あれらは、青少年向け。彼らは楽しんでいるんだからそれでいいのですが、妖怪には理解不能なんだよね……。
ひどいのは、歴史書もそのノリになっていて、書いている人もその辺のオタク。
ん? まるで、このサイトのことではないか、ですと?

まあ。本を出している人のほうが数千倍優秀だと言っておこう。
でもオタクが書いたことを史実だと思われては困るんだよね。
またしても、ここの最後の殿様にそいう趣味があって、大寧寺の変は痴情のもつれで云々……って「本」に書いてあった……。
だからそれは違うんだよ。何度言ったら分かるんだか。馬鹿なの?
まあ、万歩譲って、それも一種の「推論」であったとしてもだよ、他にも政治とか経済とか外交とかそのた諸々の要素があるの。馬鹿の一つ覚えみたいにそれだけ強調すれば面白いかもしれないけど、それこそ、何も知らないで、「知識のない私でも理解できた」レベルの真っ新な人に、いきなりそんなこと吹き込んだら駄目だよ‼

さて、今の所、本のチェックをしつつチラ見した程度だけど
(古本は一応チェックが必要。今回はいつもお世話になっている書店さんなので、不要なことなんだけど、初めての取引などで、ちょっと不安なときは兎に角すぐに確認。
新品同様なんて書いておきながら、ボロいとか、前の持ち主が線を引きまくって読みにくいのに、カタログではそのことに触れてない、とか普通にあるらしい。
以前、初めてのお店で購入した際、お店によって同じ本の価格が目茶苦茶違っていた。980~3500って感じ。で、当然、3500のほうが綺麗な本なのだろう、と思ったら……酷かった(~_~;) でも、お店の人が感じが良かったので、こんなものだろう、と諦めた。980円はもっとひどかったのかもしれないしね。とにかく、良心的なお店であれば、受け取ってすぐに苦情を言えば、取り替えたり返品したりできるはずなので、そこは気を付けよう)
すでに、すごいお宝記述を発見した。明日にも観光案内記事に書き込むつもり💖