下松市 山口県

金輪神社(下松市)

2020-03-06

金輪公園の写真
ツアーガイドのイラスト
ミル

金輪神社は、山口県下松市に鎮座しています。

星降る町、くだまつの由来となったのは、北辰降臨伝説です。鷲頭庄青柳浦の松の木に、星が降って来て貴人の来訪を告げた……というもので、その星が降って来た松の木がこの場所にございます。

「鼎の松」と呼ばれるもので、当時は、鼎のように、三本の松がはえていたといいます。隕石のような事例もあるので、星が落ちてきたことはあながちただの伝説とは言い切れません。しかし、古代・中世の人々にとっては、それは貴人の来訪を告げる神さまのご降臨でなければなりません。そもそも隕石などという概念はなかったのですから。そのような伝説に彩られた松の木が、形ある状態でかつてここに存在していたのです。

残念ながら、元々の由来の松は枯れてしまい、現在のものは「五代目」だといいます。(参照:いくっちゃ! くだまつ観光ガイド)。

ご降臨の松をお祀りして、神社ができました。それが現在の「金輪神社」です。残念ながら、山口県神社庁様のご本や HP にはこの神社についての記述がなく、これ以上の詳細を調べることはできませんでした。

この神社では一月にどんど焼き、六月に星祭りのイベントが行われているそうです。イベントの内容は、子ども神輿と福引きとなります(同上)。星祭りというネーミングが素敵すぎますね。

なお、神社を含め、この付近一帯は「金輪公園」として整備されており、地元の方々の憩いの広場となっています。

基本情報

所在地 〒744-0012 下松市北斗町
問い合わせ先 0833-45-1841(※下松市観光協会)
最寄り駅 下松駅

※史跡解説ページはございません。

アクセス

下松駅から徒歩圏です。北口から徒歩3分なので、出口を間違えないようにお気を付けください。

泣き顔の五郎イメージ画像
五郎

何で松の木は枯れてしまったのかな?

泣き顔のミルイメージ画像
ミル

木にも寿命があるんだよ。松食い虫の被害だと聞いたよ。本当に残念だね……。

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