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平和記念公園

2020-03-15

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ミル

平和記念公園は広島市内にある都市公園です。

平和記念公園

平和記念公園は、原爆死没者の慰霊と世界恒久平和を祈念して開設されました。

この場所は、江戸時代から昭和初期に至るまで広島市の中心的な繁華街でしたが、昭和二十年(1945年)8月6日に人類史上初めて落とされた一発の原子爆弾により、一瞬のうちに破壊されました。被爆後、昭和24年(1949年)8月6日に公布された「広島平和記念都市建設法」に基づき、爆心地周辺を恒久平和の象徴の地として整備するため、昭和25年(1950年)から平和記念公園及び施設の建設が進められ、昭和30年(1955年)に完成しました。

出典:広島市HP(https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/hiroshima-park/7480.html)

原爆ドーム

広島県産業奨励館(もと広島県物産陳列館)は、大正四年(1915)四月にチェコの建築家ヤン・レツルによって設計されましたが、原子爆弾の投下により、壊滅的な被害を受けました。レンガの壁と天井ドームの鉄骨だけがわずかに残っていたことから、戦後「原爆ドーム」とよばれるようになったそうです。

被爆者の方々には、原爆投下を思い出させる建築物を残しておきたくはないというご意見もありましたが、昭和四十一年(1966)広島市議会によって保存が決定され、平成八年(1966)、世界文化遺産に登録されました。(参照:『広島県の歴史散歩』)

広島県内の観光を始めるにあたり、必ずこの場所を見て欲しい、と地元のガイドさんが仰いました。広島県には世界遺産が二つもありますが、宮島ともう一つはこちらです。過去の戦争の記憶が次第に薄れていく昨今、一生のうちに、一度は訪れるべき場所であると思います。

平和公園内には、原爆ドームのほかにも、資料館、祈念館、慰霊碑、記念碑などさまざまな施設がございます。

基本情報

所在地:〒730-0811 広島市中区中島町1丁目1−10
広島電鉄・原爆ドーム駅からすぐ

※史跡説明文ページはありません。広島市様 HP をご覧ください(リンクは最下部にございます)。

参照文献:広島市様HP、『広島県の歴史散歩』

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