
いうまでもないけど、ロープウェイの紹介として、この記事はダメダメだからね。
宮島ロープ―ウェイ 眼下に望む宮島の原生林
初回利用日:20200306
宮島に行ったら、厳島神社に参拝し、ロープウェイで弥山へ。
まあ、初めて来た初心者観光客向けの定番コース。
ガイドブックの類によれば、ロープウェイも使うなら一日、神社だけなら半日で一通り見れるそうだ。
しかし、その時間内にどのくらい行動できるかは、正直、観光客がどれだけ、てきぱき行動できるか、道に迷わないか、などの要素が関係してくる……。
紅葉谷
ロープウェイ乗り場は紅葉谷にある。
そこで、まずは紅葉谷を目指すのだが、ここまでは送迎バスが出ている。
紅葉谷まで歩いて行く場合所要時間は5分ほどと書いてある。
何やら歩けそうに思う。
そこで、まずは案内板矢印に従って歩いてみた。
ところが、ものの数分で道が分からなくなった。
山道は、景観を壊すようなコンクリートの歩道や階段などを一切使っていない。なので、階段は土と木でできている。これすらも、地元の方々が、たいへん苦労して整備して下さっているお陰の産物だ。感謝を忘れてはならない。
人が歩くところには自然と道ができる。しかし、久しく誰も通らなくなると、道は埋もれてしまう。
現在、宮島ではいくつかの元々はあったはずのルートが「なくなっている」。
ここは、古いネット記事などで、数年前に制覇した方々の日記などを読んでその場所へ向かおうなどと無茶苦茶なことを考えてはならない。
SNSの仲間たちに尋ねたところ、それらの道なき道を行くような場所は、かつて「行ってもかまわなかった」時ですら、トレッキング装備完備で、経験豊富なリーダーがいるグループで行かなければならない場所だったそうである。
普通の観光客が、面白半分に目指しては駄目なのだ。
そこで、過去記事からこのルートを入って云々と書いてあるようなその「ルート」が、現在の観光案内版地図からは消えている。さらに、敢えて、誰かが迷い込まないよう、入り口も分からなくしてある。
逆に言えば、そのような措置を施してくださってあるお陰で、よほどのことがない限り、道なき道に入ってしまい、迷子になって捜索隊……とはならなくなっている。
にもかかわらず、管理人一行は「紅葉谷はこちら」の入って数分のところで、先が分からなくなり、鹿に襲われたこともあって、慌てふためいてバス利用に切り替えたのであった……。
バスの運転手さんによれば、「所要時間5分」の表記は、かなり大急ぎ、それこそ、走るくらいの早さでいった場合達成可能であるらしい。つまり、山道に不慣れなただのかんこうきゃくであるならば、最初から、歩いて行くことはやめたほうが良い。
結局は、そのほうが、時間もお金もお得である。
紅葉谷では駅の写真を撮り忘れていた。よって、アイキャッチは、クレジット不要のフリー素材からお借りした。
ロープ―ウェイの窓から
紅葉谷から弥山まではロープウェイで。途中宮島の原生林が眼下に見え、登っていくと、遙かに海も見える。
壮大な景色を見ているよりスマホ画面の自画像待ち受けのほうがマシ……
って、あーーーーーー
宮島ロープウェイ様HPによれば、ゆかりの人々として、四人の人物の名前が挙げられている。空海、平清盛、豊臣秀吉、そして……。
千寿が怒っているのは、URLのほうらしい。
http://miyajima-ropeway.info/legend/great-person/
弥山
リニューアル前公開日2020年4月29日 14:35
じつはロープ―ウェイは降りたら終わりではない。下の絶景を見るためには、文字通り「登山」しなくてはならない。宮島は、厳島神社の参拝onlyの場合を除き、ハイヒールにフリルのスカートでは来れないところ(笑)
甘く見てはならない。