行き場のない友

鶴ちゃんは義侠心溢れる男の中の男なのだ! よって、友……と認めたつもりはないものの、一応知り合いであるやつを放ってはおけないの。ということで、ちょっとnoindexで潰れちゃった友……ま、いいか、友のために1ページを提供してやるよ。そのかわり、時々話し相手になってくれよな。(実は寂しがり屋なんだよ……)

目茶苦茶浅い付き合いなのに、なんて親切なダチなんだ……俺今、最高に感動してる。
どうせ1ページ分もなかったんで、ここに全部移してからサイトごと消えるぜ。

人物紹介:畠山義豊

「畠山惣州家河内王国」なるサイトを運営し、自ら管理人「河内王」と名乗っていた。
そのプロフによれば……

応仁の乱のどさくさにまぎれ河内国を占拠した畠山義就。その息子にして、現在の河内王国の主。未来の人間と自由に行き来し、デジタル機器にも精通した謎の男。

https://kawachi-kingdom.osaka/

とのことである。

「ま、俺もそろそろ全国区になってもいいんじゃないかなぁ……。

なんて思って、地元から出馬してみたぜ?

親父?

どうも、大内庭園に入り浸ってんのよ。

ここには、ウザい於児丸のガキもいないし、いい雰囲気ねぇ。

ま、女子は関西って知ってた?

ま、新幹線も飛行機も乗りこなしてる俺だけどさ。

ん? なんでか、って?

そりゃまあ、話せば長くなるのよ。

未来から来た俺のダチのお陰。

そこら辺は、ぼちぼち紹介していくぜ。

しっかし、「低品質」だからって、面のサイトから放り出されるってどうよ?

河内から天下とってやろうじゃんか!!」

同上;ABOUT記事より。

「俺の親父:畠山義就。

於児丸の野郎、何かにつけて「血筋がどうの」とかいいやがる。

俺に言わせりゃ、そんなもん糞食らえっての。

俺は、じじ上様の直系の孫だぜ。あいつは何なのさ?

甥の息子だろ。ん? ということはやっぱ孫なの?

いや違うだろう。あいつの親父のそのまた親父が、じじ上様の弟。

ええと、だから、「甥」は、あいつの親父なのであって、もう於児丸まで下がってくると、何者かも分らんのよ。

大内のところで、インチキな家系図を見ただろう?

足利家なんてもっと詳細に残ってる。

ま、あいつが言いたい「血筋」ってやらは、つまりその……。

おばあさまのことなんだろうな。

何しろ、世間一般に言わせると「身持ちの悪い女」ってやつ。

それでも、相手はとびきりの上客ばかりだぜ。

だもんだから、父上には、苗字が違う兄弟が大量にいるらしいのさ。

そこらは……。子どもは知らなくてもいいと言われたがな。

その点、於児丸の親父はスケールが小さいのよ。

上客を相手にしてるってことは、こっちも上玉なわけ。

そんな遊び、あのへなへなな親父じゃ無理そうだわな。

女房の尻に敷かれて、挙げ句、於児丸みたいな役にも立たないひ弱な子どもしかできなかったんだろうさ。

ふん。あいつがいなけりゃ、俺だって、言いたい放題言うぜ。

なにしろ、ここは俺の「王国」だからな。」

同上:投稿「父親」2020年10月27日 15:38 より

「メインのサイトには元々、こんなカテゴリがあったのよね。
けど、邪魔だし、低品質だしとかで追い出されちまったよ。
何か腹立つなぁ。
で、ここはキャンペーンドメインで起ち上げた半年限りの期間限定らしくて、それが過ぎたら俺らさいならなんだとよ。
まったく、こんなとんでもない企画、誰が思いつくのよ?

で、もしもだけど、人気が出たりしたら、残してくれるんだとさ。
でも、無理だわな。

俺だって知ってるんだ。
人気がねぇことくらい……。

元のカテゴリ
応仁の乱に際して、西軍の猛将としてならした畠山義就。
敗戦で行き場をなくした彼は友・大内政弘らの助けを借りて、
ドサクサに紛れて河内国を占拠。
所有権を主張する又従弟・政長との戦が果てもなく続いた。
彼の死後、息子の基家(義豐)は、細川政元と手を組み、
畠山政長を敗死させることに成功。
とんでもない裏切り行為に「元」西軍の大内家も彼を断罪。
父の仇と狙う政長の遺児・尚順もしつこく彼の命を狙う。

同上:投稿「半年の命」2020年11月2日 13:52 より

にしても、ここまで大急ぎで閉鎖する必要ないんじゃないの?

ま、嫌なことは、ズバッと早めにやっちゃうのが男らしいんだよ。これからは、俺のスペースで自由にやらせてやるから安心しな。

ここから下は、元「大内庭園」の一カテゴリだったときの、ダチに関わる記事。
この後、せっかく自分の王国(サイト)を作ったというのに、哀れだなぁ。
まあ、鶴ちゃんはお前のことを排除したりしないから、思う存分にやってよ。
でも貸してあげるのは、noindexのこのページだけだからね。

ひゃっほ~♪
俺様、この河内国の統治者・畠山義豊。ん? 於児丸の親戚だろう、って?
まあ、そうなんだけどよ。正直、よく分かんねぇのよ。
親父同士が、従兄弟なわけ。で、その子ども同士の俺らって、どういう関係になるんだ?
ま、どうでもいいのよ、そんなことは。俺もこうして、勝手に於児丸のサイトを占拠して、自分のページ作っちまった。いつまでも、あいつの相方として出てくるだけじゃ、ただの能無しじゃねぇか。

於児丸の野郎が、インチキな伝記書いてるだろ? あれってさ、俺らの悪口しか書いてないから。政元の野郎に聞いたんだけど、ひぼうちゅうしょうされてるってさ。
漢字で話せって? どうせ、俺は学がないんだよ。イマドキの法律用語とか知るかよ。

ん?

「このサイトで文字を書いている人は何者ですか? 近畿地方がメインのサイトなのに、登場人物が関東の方言で話していて、とても耳障りです。於児丸君は可愛いから許しますが、畠山義豊とかやめてください。見たくもありません」

何だつーの。関東の方言だ?
そもそも、イマドキは関東の方言が標準語なんじゃねーーの?
俺は、一生懸命それを真似してるんだよ。
もし、それに耳障りなほど「似てる」としたら、俺の学習能力も相当なもんだってことだ。ししし。

「旗印を鮮明にすべきかと思います。ここは、於児丸、つまり畠山尚順を応援するサイトなのですか? それとも、敵役で悪者の畠山なんたらのほうを主役にしているのですか? どっちかよく分らないので、離脱します」

何なんだよーー。
べ、べつに、於児丸、ってか、尚順のサイトに俺がいたっていいじゃねーの。
要するに、世の中「居座った者勝ち」なんだよ。
生涯かけてもそれを追い出せなかった於児丸の親父こそ能無しじゃね?
実力があるなら、取り返せば良かっただけじゃないかよ。

貴様、本当に命が惜しくないようだな?
お前の父親はとにかく、お前については、勇猛果敢な将だったという記述はどこにもないのだ。
(少なくとも、私が調べた限りでは、な)
むしろ、「父に及ばなかった」と書かれている。
それゆえ、細川政元と手を組むなどという、とんでもない道を選ぶしかなかったのだろう。
どうせ、お前が自分の判断でしたことではないと思うが。

な、てめえ、なんでいきなり育ってるんだよ(驚愕)。
あんまりじゃねーのさ。
俺、親父と比較されるほど辛いことはないってのに……。
いくら、俺がてめえの女装ネタを曝しすぎたからってさ、何も、こんなところで、俺を親父より出来が悪い息子だって、全世界の奴らに宣言することはないだろう?
せっかく知名度低だってのに……。

安心しろ。こんなサイト、誰も見てはおらぬ。
……って、何を言わせるのだ。無礼な……。

自分で言っといてなんだよ……。

とにかく、今すぐに出て行ってくれ。
さもないと、史実通りにお前を成敗する。
父上の仇に手加減などせぬからな。

何だ今のは? エラそうに……。
「史実通り」だと?
もしもそうなら、なんで俺が、大内の庭園でVIP待遇されてんのよ?
お前ら、よってたかって、俺のことのけ者にして、あることないこと言ってたじゃないか。
あの、亀だの鶴だのと一緒にさ。
あいつらも、お前も、ガキになっちまって。ガキどもの運動会で、この俺様を倒せるのか、っての。
だいたいさ、おかしいよなぁ。
あの、庭園の主って野郎だけど……親父のダチ・大内政弘にそっくりなのよ。
亀ってガキもちちうえなんて甘ったれてたし。
けど、どうも別人みたいにも見えるんだよなぁ。
そもそも、あいつ、昼間に見たことないんだけど……。
げげげ、ま、まさか? 嘘だろ、おい。

おーーい。

おわっ、なんだ、このガキは……。
ん? あっ、お前、もしかして、鶴か?

へへへ。鶴は俺ひとりじゃないけど、でもたくさんいる鶴の中で、俺が一番強くて人気者だったりする。
お前覚えてたよ。山名のじーさんの屋敷で知り合ったもんなぁ。
あれから何年経ったのよ? 随分おっさんになっちまって。

そうだよなぁ……。でも、お前はガキのまんまじゃないか。
何でだ?

悪い頭でよく考えてみなよ。
庭園の主の謎も解けるかも?
ほんじゃな~♪

……。俺なんか、見てはならない者を見てしまった気がする……。
うっ、今ので寿命が縮まったかも……。
どうせ、どうせ、於児丸に倒されて終わりなんだろ……。
ったく、生きるのが嫌になるね。
ま、せいぜい、ここであいつの秘密をバラして、すっきりしようぜ。

この低品質なページはnoindexにする。
最後に系図を貼っておくよ。
おやすみ💖

あの愚か者めが。
わしらの名誉を挽回するために作ってやったスペースを、何だと思っておるのだ?
これでは、さらに評判を落としかねん。
そもそも、公方両将記の主人公は於児丸などではないわ。
確かに、わしでもないようだがな。
とにかく、だ。そのほうらも、あの畠山尚順や、大内家の連中のデマに騙されぬようにすることだ。
結局の所、あやつらは戦国の荒波に揉まれて沈んでしまった連中。
元々、生まれも育ちも、我々とは次元が違うのだ。
取り敢えず、何とか京に帰らねばならん。
大内の連中の領国に隠れ潜んでいるなど、心臓に悪いわ。

初出:『大内庭園~Ouchi Garden~』「河内王国の謎」改編。
公開日: 2020年9月12日 16:03