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畠山尚順 管領家の若さまからの転落人生
2024/8/16
畠山政長の嫡男。応仁の大乱後、10代将軍・義材の元で管領を務めていた父は、細川政元のクーデターによって亡くなり、将軍も地位を追われた。以来、父の仇討ちと将軍復職のために孤軍奮闘。大願は成就するが、得たものは何もなかった。涙の転落人生。
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第五集・管領家将軍家の家督争い、決戦船岡山
2024/8/11
政元、澄之の死後。大内家に守られた足利義材が上洛。傀儡将軍という身分からやっと脱出できるはずだった義澄と政元の後釜に納まっていた養子・澄元は慌てふためいて京都を脱出。ちゃっかり京兆家家督におさまった高国の狡賢さ。両勢力は船岡山で激突する。
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第四集・政元暗殺と細川家争乱の始まり
2024/8/11
変人として有名な細川政元。怪しげな修行に凝り、妻も娶らず子もいなかった。将軍の執事という身分で摂関家の若君を養子に迎える。一門からのクレームで細川一門からも養子を迎えたことで家督争いが。自ら招いたこととはいえ、争いに巻き込まれて横死する。
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第三集・尚順の仇討ちと流れ公方西国落ち
2024/8/11
京都では新将軍・義澄が誕生したが、元将軍・義材の抵抗は続いていた。尚順も父の仇・義豊を倒す。しかし、主従の善戦も空しく、細川方の巻き返しに遭い、義材は周防の大内家を頼って西国へ落ちていく。その後も畿内での取ったり取られたりが続く。
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第二集・「流れ公方」誕生と明応の政変
2024/8/11
鈎の陣で亡くなった義尚将軍には跡継の子がなかった。義政は弟・義視の子、義材を次期将軍と決める。妻・富子にとっても妹の子。これ以上ない人選だった。しかし、これを面白く思わない人物がいた。細川政元である。詭計をめぐらせ、将軍の首を挿げ替える。
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土地制度概観
2024/7/25
突き詰め過ぎると混乱し、わけが分らなくなる「荘園」というもの。専門書から、啓蒙書、ムック本まで、ありとあらゆる解説本が出ているけど、大量に買いすぎて却って意味不明に。究極のところ、教科書に書いてあることだけ知っていれば、ほかには不要です。
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第一集・短命に終わった緑髪将軍
2024/8/11
『公方両将記』は畠山家、細川両家と、将軍家の応仁の乱から続く揉め事を記したもの。ここでは於児丸が独自の脚色で21世紀版を作る。題して「管領家の庭」(タイトルも違うし、別のはなしだと思ってください)。其の壱は、足利義尚の判始めから逝去までの話。
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日本史基礎年表
2024/7/24
日本史を勉強する上で、絶対に覚えておいたほうがいい年号を、受験参考書類から抽出しました。受験生はすべて暗記推奨です。いかなる家の歴史も日本史全体の流れの中にあるという認識から、まずは基本から入りましょう。これ以上は逃れられない超簡易版です。
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足利義稙(義材)
2024/7/18
室町幕府第十代将軍。九代・義尚が子がないまま亡くなり、父方および母方の従兄弟にあたっていた血縁から、その跡を継いだ。細川政元により、将軍位を追わるという前代未聞の出来事に巻き込まれたが、大内氏などの援助で再び将軍職に返り咲いた。
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元号西暦対照表・室町時代
2024/7/14
鎌倉時代と室町時代期の元号と西暦の対照表です。重い日本史辞典を開かずともすむように、便宜上作ったものです。なお、同じ年度内に切り替わった元号については注記しておりませんので、ご注意ください。「元年」と「最終年」には注意が必要です。