相良武任イメージ画像
 陶隆房のように容姿端麗であったがゆえに、その寵愛を得たわけではなく、とことん主の心の中を読み取って忖度し、美辞麗句で追従するという術にたけ、「別ルート」でお気に入りとなった。
 その容貌は、ネズミのようであり、常にコソコソとたいしたこともない悪だくみをしている。しかし、すべては、千寿に見抜かれて阻止されてしまい、隆房を追い落とそうとする計画はすべて失敗に終わった。
 政治能力はそこそこあるので、主・義隆は勿論、その後のゆがんだ空間や、『捏造大名家の野望』で配下となった有川家の中でも、同じく主である政弘や昌興にゴマすりを続け、それなりの立場をキープしている。
 悪徳役人の典型で、捏造により溢れ出る金蔵から好き勝手に横領し、城下にとてつもない豪邸をいくつも持っている。
 しかし、千寿のような子どもにやりこめられるところ、主の義隆の腰巾着としてかなりはずかしいことまでやらされているところ、など、どことなく憎めない哀れさがある。正直、どこにでもいる普通の小悪人であり、むしろ親しみがわく。 登場作品:『捏造大名家の野望』 作画:ロン様