いやあ、初めてかな?
じつは、ずっと前から知り合いなんだが。
まあ、いいか。

朝鮮使節団通辞を務める、トホンホと申す。

倭国の民はややこしいの。

おススメスポットだの、★の数だのに一喜一憂しおって。
しかし、★の数には理由があるので、気になる面々のために、ここで解説しておくぞ。
何? 異国のお前に説明される理由が分からんだと?
ま、まあ、こういうことはな、外野席からのほうが言いやすいこともあるのだ。

我らが亀、コホン、ええ、義興様はだな、実直で義理堅い性格だ。
とはいえ、さすがに、お家を滅ぼされたとなると、その相手に対しては心中複雑であるな。
その辺り、イマドキの民には分からぬであろう。

さらに言えば、あれほど豪勢に建立した菩提寺・凌雲寺や、孝行息子の彼から見たら、父親・政弘殿の法泉寺のあの有様も、どれほど辛いことか。

ほんらいならば、どんな寺院、どんな神社、城跡、館跡、すべてに★4個を投げ売りするようなお方だ。
どんなものにも、その存在意義はあり、「みんな違ってみんないい」のだからな。

でも、よくみれば分かる通り、★5のところは一つもない。
-1された理由は、おそらく、かつての姿とは変わってしまった、それゆえにだろう。心の中ではすべてに★5を送っているはずだ。

何? ★3以下のところを見かけた?
そうだな、恐らくは、大内家に何一つ関係なかった、もしくは……。
まあ、義興様も人間だ。それなりに、好き嫌いはあるのかもしれん。
まあ、★4でないところは、何かの間違いだと思うので、後で俺が、こっそり直しておくよ。

そして、★5という評価は現状あり得ないので、そこは気にしないでくれたまえ。
五百年もの間、場所も名前も変えずに同じ場所にあり続けるなど、およそ不可能なことだ。
その辺、頭が固い亀、もとい、義興様には分からんのよ。

ん? 俺? そうだな、おれならば、評価はかなり厳しめだぞ。
★3以下もざらだろうな。
ではな。

あ、そうそう、大事なことを言い忘れていたよ。

★の数がMaxにならないのは、見残したところがあるからなんだと。

なので、たとえば、3つ、とかなっていたらそれは、つまらない、価値がない、ではなくて、5分で一周した、もう一度来ないと、みたいな意味かも知れないな。