はじめの言葉
21世紀大内家壁書:001
山口県、大内家が好きで好きでたまらないすべての人のために憩いの広場を造ることとする。

※学術的、公式なものではありませんので、ご注意を。

父上が作った大内庭園からは、本家を滅ぼした陶一門がほとんど追い出されてしまった……。
「未来が見える」という能力はある意味虚しい。見えないがゆえに幸せだったこともあったろう。
亀童(大内義隆)があのようなことになると分かってしまったら、私とて、跡継ぎになど据えぬ。あれほどまでに、雅なことが好きならば、どこぞの公家にでも養子に出せば良い。

まあ、そう申しますな。
今、ご自分でも仰ったではありませんか。知らなくて良いことは、知らないままで良いのです。
若子様は立派に家督を継がれ、お家も子々孫々繁栄していくに違いない、それでよいではありませんか。

そうだな。ここでは、一時、その後の史実とは違う夢のようなひとときを過ごしたいものだ。

どうやら、お父上はもう、そんな暮らしをなさっておられるようで(笑)。

うむ。おじいさまのマネをして、築山館で隠居暮らしか。あそこは宴会場。隠居所ではないといっておるのに……。我らも負けてはおられぬわな。

仰せの通りにございます。